こんにちは!せいりゅーです!今回は「4五角戦法」について解説していこうと思います!
この戦法はアマチュアの初心者から有段者の層(3段位まで?)に大人気の戦法です!!
評価値で言えば、平均して−500点くらいになってしまいますが、後手の猛攻を最後まで受け切れる人は5段レベル以上であるため、ほとんどの人には全く問題なく通用します!
特に3切れでは、明確に、「攻めvs受け」の構図を作れる事から、5段以上の対局であっても、一発入る事がよくあります!!
エフェクト発動条件
後手番で横歩を取られた後、角を交換してから、
△4五角
と角を打つと、エフェクトが発動します!
一応、先手番の場合、端歩で一手消費する事でも、エフェクトは出現します!笑
エフェクト発動後
ここからは一般的な進み方が2つあります!
初めはそれだけ押さえておき、派生系をやられたら時に一局一局覚えて行きましょう!
▲2四飛〜△2三歩〜▲7七角〜△8八飛成〜▲同角〜△2四歩〜▲1一角成〜△8七銀
となり、ここから、
①▲同金
②▲7七馬〜△7六銀不成〜▲6八馬
の2通りがあります!
どちらも先手優勢ですが、①は短期決戦になりやすく、②は比較的穏やかな進行になります!
(※穏やかといっても大駒が飛び交っているため他の戦法よりは全然激しいです笑)
どちらの変化も深く研究がされているため、まずはそれを学んで、やりやすい方で対応すると良いでしょう!
あとがき
筆者が4五角戦法に初めて遭遇したのは、一級の頃でした!
しかも大会のトーナメント戦だったので、自信満々に指された4五角にどう対応すれば良いのか分からずそのまま敗退してしまいました…笑
その後は先手番で敢えて端歩を突き、後手番として4五角を打っていた時期があります!笑
しかしながら、三段を超えた辺りから段々と通用しなくなり、今では全く指さなくなってしまいました…
高段者になってからは疎遠になってしまいましたが、棋歴の大部分を占めていた思い出の戦法です…!!
特に級位者の方はこれから嫌と言うほどこの戦法に苦しめられる事になるかも知れません…
しかし、逆に考えれば、お相手を苦しめることの出来る戦法なため、味方に付ければ大きな武器となるでしょう…!!
ぜひ、研究と実践を繰り返して経験値を上げて欲しいです!
この記事が皆様の棋力向上の一助になれば幸いです!
またね!